あなたは、「コインチェック(Coincheck)」の口座を既にお持ちで、暗号資産※を購入しました。「MetaMask(メタマスク)」のウォレットも作成しました。
注)※一般呼称は「仮想通貨」ですが、日本での正式呼称は「暗号資産」です。
この記事では、コインチェック(Coincheck)にある暗号資産を、MetaMask(メタマスク)など他のウォレットへ送金する方法を説明します。
コインチェック(Coincheck)から暗号資産を送金する方法
ところで、コインチェックの口座開設がまだの人は、こちらから開設してください。
コインチェック(Coincheck)からの暗号資産の送金は、次の5ステップで進めます。
STEP1 送金する暗号資産を選ぶ
STEP2 送金先のウォレットアドレスを登録する
STEP3 送金先と送金数量を指定する
STEP4 2段階認証を行ない送金する
STEP5 送金できたかどうか確認する
STEP1 送金する暗号資産を選ぶ
口座開設がまだの方は、上述に従って口座を作ってください。
次にPCにて、コインチェック(Coincheck)公式サイトに入ります。
「取引アカウント」からログインします。
メールアドレス、パスワードを入力して、2段階認証を行ないます。
ログインするとホーム画面になります。左側のメニューから「暗号資産の送金」をクリックします。
「送金する通貨」をタップすると、暗号資産のメニューが出て来ます。ここでは、「イーサリアム」を選びましょう。クリックします。
ここまでで、送金する通貨(暗号資産)をイーサリアムに指定できました。
STEP2 送金先のウォレットアドレスを登録する
次に、通貨(暗号資産)の送り先になる、ウォレットアドレスを指定します。まず、登録する手続きが必要です。きちんとした宛先を特定しておき、以降も繰り返し使うことになるからです。
「送金先」をクリックすると、登録済みならば「送金先」のメニューが出て来ます。初めての送金の時には、新規に「送金先」を登録することになります。
つづいて「新規追加」をクリックして下さい。
送金先を「新規追加」で登録します。ここでは、MetaMask(メタマスク)のウォレットアドレスを追加しましょう。
- 「宛名」は、自分の分かる名前で入力します。
- ここでは、登録したいMetaMaskの「アドレス」をコピペします。
- 「サービス名」をタップして該当の取引所名を選びます。今回はMetaMaskなので「プライベートウォレット等」にします。
- 「受取人」は、タップして「本人への送金」を選びます。
- 2段階認証のために「SMSを送信」をクリックします。
- SMSで連絡された「認証用コード」を入力します。
- 「追加する」をクリックします。
これで、以下のとおり「送金先リスト」への登録が完了しました。
STEP3 送金先と送金数量を指定する
それでは、送金先と送金数量を入力していきます。
- 「送金先」はSTEP2で登録したアドレス名を選びます。
- 「送金目的」を選びますが、この場合は「その他」とします。
- 「具体的な送金目的」も記載します。
- 適当な「送金額」※を入力します。
- 「次へ」をクリック。
注)※コインチェックでは、送金手数料が0.005ETHかかります。この場合は、口座手持ちのイーサリアムが全部で0.05ETHだったので、送金額は、差し引きしての最大値の0.045ETHとしました。
STEP4 2段階認証を行ない送金する
送金のために、2段階認証が必要です。この場合は、Google Authenticatorをセットしていますので、スマホアプリから認証コードを取得します。
- 認証コードを入力します。
- 注意事項を読んで、チェックマークを入れます。
- 「申し込みを確定する」をクリックします。
以上で、暗号資産の送金が完了しました。
さきほどの送金申し込みの下の方で「送金履歴」を確認してみましょう。「手続き中」の表示になっていることが分かります。
STEP5 送金できたかどうか確認する
STEP4で送金した後、少し経つと、先ほど見た「送金履歴」が、「手続き中」から「完了」に変わります。これで「送金」を確認できました。
念の為に、ホームページに戻って「総資産」を見てみましょう。この場合には、さきほどの送金で、イーサリアムの保有がゼロになったことが分かります。
送金先のMetaMaskも確認してみますと、先ほど送金したイーサリアムの金額を「受領」したことが確認できます。
コインチェック(Coincheck)から暗号資産を送金する方法の説明は以上です。
NFTを購入するなら、他に知っておくことは?
- コインチェック以外の仮想通貨取引所の口座から、イーサリアム(ETH)をMetaMaskなどに送金する方法
- NFTマーケットであるOpenSeaを使う準備
など、もう少しの手順が残っています。引き続き、進めていきましょう。